2010年07月08日

日本代表

ドイツvsスペイン戦を前に総括を。

まず戦前から。
セルビア戦では、DFラインを簡単に破られ完敗。
韓国戦では、0-1から試合終盤に失点し敗北。

強い相手に失点することはしょうがないと思いつつ、
どうやって点を取りに行くかが見えなかったというのが感想でした。
特に韓国戦での選手交代の意図が見えなかったのがすごく残念だったと覚えています。
0-1で負けてて、どうしても勝ち点1を取りに行かないといけない
W杯ではそんな場面が必ずあって、その絶好のテストだったと思えたからでした。

岡田監督は試合後進退伺いを出しています。
今振り返れば、そういう気持ちの揺れ動きの中ではいい采配はできないんだなと感じました。

そこから1週間後。オーストリアでのイングランド戦
オウンゴールでの2失点でしたが、韓国戦からは想像も出来ない良い内容でした。

代表チームに何かの変化があったのでしょう。

最後のコートジボワールと練習試合も0-2で敗れましたが守備面では悲観することもないかなと。

思えば4年前、ドイツW杯直前の練習試合でドイツに2-2の引き分けを演じました。
すばらしい内容でしたが、ピークは明らかにそこで、本番では全くダメ。
これが怖かったので、結果がついてこないほうが返って良いのかもと思っていました。


W杯の試合は前も書いたので、それ以外からわかったことを。

W杯は勝ってナンボなんだと。
いい試合しても負けたら全く意味がない、どんな内容でも勝てばその喜びは何事にも替えられない
そういう風に日本人皆がわかったということが収穫でしょう。

サッカーワールドカップというのはオリンピックとは違う1種目のイベントです。
オリンピック以上に、「日本」が勝った、負けたという心境になる4年に一度の瞬間です。
野球が主流だった日本のスポーツ界ではなかなかこういった心境になる機会はありませんでした。


こんな一喜一憂する瞬間を欧州や南米では4年に一度味わい、
遅ればせながらようやく日本もその仲間入りしたんだと気づかされました。
高みに到達するには、想像を絶する時間がかかるとは思いますが、
生きている間にどこかで今回以上の結果が見られればこれほど幸せなことは無いのかもしれません。


来年にはアジアカップや南米選手権、その翌年にはロンドン五輪とサッカーでは大きな大会が続いて
アジア予選を経てまた4年後のブラジルへと続いていくんだとなあと実感しています。

さてキックオフが近づきましたので、この辺で終わりにしますサッカー


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Posted by kuma55 at 03:25│Comments(0)サッカー
 
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